AKG K612 PROヘッドホンを徹底解説!使い心地・音質を評価

AKGが次世代モデルとしてリリースした「K612 PRO」は、最新の技術を取り入れたハイエンドモデル「K702」や「K712 PRO」と同じTwo-Layerダイヤフラム構造やバリモーションテクノロジーを採用している、コストパフォーマンスにも優れたミドルクラスのオープン型ヘッドホンです。

AKG Reference Studio Headphones K612PRO 【国内正規品】

[スペック紹介]
■オープンエア型ヘッドホン
■タイプ:開放型
■感度(1kHz):92dB SPL/mW
■再生周波数特性:12~39,500Hz
■最大許容入力:200mW
■インピーダンス:120Ω
■イヤーパッドタイプ:アラウンドイヤー、ベロア製
■入力コネクター:3.5mmステレオ・ミニプラグ(金メッキ)
■ケーブル:3.0mストレート(OFC)、片出し
■重量:約256g(除ケーブル)
■付属品:標準プラグアダプター (ねじ固定式、金メッキ)
■生産国:中国製
[良いところ]
[微妙なところ]
悪いところとしては、
- ケーブルが固定式で交換不可
- イヤーパッドが汚れやすく、交換用が高価
- 音漏れや外音の影響を受けやすい開放型なので、環境によっては使えない場合がある
- ヘッドバンドにクッションがなく、長時間使用すると頭に食い込む可能性がある
- アンプなしでは十分な駆動力が得られない場合がある
[まとめ]
- 「K612 PRO」はAKGのハイエンドモデル「K702」「K712 PRO」にも採用されている最先端技術を取り入れた、コストパフォーマンスにも優れたミドルクラスの開放型ヘッドホンである。
- ヘッドホンの「Two-Layerダイヤフラム構造」には2つの異なる素材を使用しており、お互いの素材が持つ良い部分を両立させ、ダイアフラムから発生する余計な振動を抑えつつ、細かい音のニュアンスを正確に再生することに成功している。
- 「バリモーションテクノロジー」により、ダイアフラムの厚みを中心部と外縁部によって変化させ、音の輪郭がはっきりとし、締りのある自然な中低域を実現している。
- オープンエアー型のハウジングは、立体的な構造をしており、生演奏を聴いているような、臨場感あふれる広大なサラウンドフィールドを演出し、音の定位や奥行きまでを極めて正確に再現している。
- 耳をすっぽりと覆う大口径イヤーパッドは、側頭部への加圧感もソフトで、ベロア素材のしっとりとした質感と相まって、長時間のリスニングでも蒸れにくく、ストレスの無い心地よい装着感である。
- ヘッドバンドは高級感も演出し、頭頂部へのフィット感に優れ、装着するだけでサイズを自動調整できるセルフアジャスト機能を採用している。
~AKG社について(メーカーサイトより)~
■ AKG社(AKG Acoustics GmbH)は、物理学者のラドルフ・ゲリケと技術者のアーンスト・プレスの2人によって、オーストリアのウィーンで1947年に設立されました。優れた音を得るための技術を通して、創造的で要求水準の高い制作プロジェクトを長年にわたってサポートしています。そのマイクロホンとヘッドホンは世界中のコンサートツアーやレコーディングスタジオで使用され、革新的で卓越した製品設計と音楽への貢献により、2010年にはテクニカル・グラミー賞を受賞しています。 高純度な音質で名高い「K612 PRO」。評判通り、実に綺麗なサウンドが特徴のヘッドホンとなります。数あるモデルの中でも最も「AKGらしい鳴りっぷり」と評判で、贅肉を削ぎ落としたシャープなスピード感が特徴です。ボワつかず、膨らまず、過不足のない低音から、素直で伸びやかな中音、繊細な響きを奏でる高音までのバランス感が秀逸で、まるで湧水のような澄んだ透明感を表現し、ハッキリした定位や音の分離感も相まってクラシックの名曲を楽しむにはもってこいのヘッドホンと言えます。 装着感が良いのも人気の秘密で、その長時間付けても疲れ知らずの耳当たりと、あまりにも聴きやすいナチュラルさは、「サブ機で買ったものの、いつの間にかメインとして使っている」という人を続々と輩出している「いわゆる名機」と言っても過言ではないでしょう。 他ブランドのヘッドホンでは類を見ない音質バランスの良さを誇り、AKGを代表するヘッドホンと言って差し支えありません。数多くのヘッドホンの中でも群を抜いて「聴きやすいヘッドホン」の一つと言えます。




